これまでのPDFアプリでは、読み込んだ書類を画面上で確認することはできましたが、目的の情報を探すためには、目次やインデックスから手探りで探す必要がありました。しかし、ChatGPTのAPIを使用した社内生成AI「トリセツAI」は、読み込んだPDFに対して自然言語で質問すると、AIが瞬時に必要な情報を探し出してくれます。また、PDF内の情報を統合することで、新たな有用な情報も提供してくれます。まるで文書を読み込んだ人に質問して、関連するページから便利な情報を提供するかのような感覚で情報を得ることができます。
企業向けに提供される社内生成AI「トリセツAI」では、ChatGPTの回答精度を補うために、「プロンプト調整」が行われます。重要なQ&Aはあらかじめ読み込み、頻繁に質問される内容をご提案してあらかじめ調整を行います。高い精度の回答を提供することができます。また、個別の質問を予想して、あらかじめ精度の高い回答が出るように調整をします。ログインしたPCやスマートフォンのブラウザから、目的のPDF文書を選択してチャット形式で質問を投げかけることができます。インターネットの大量の文書から情報を収集する公開AIである、ChatGPTと組み合わせて使うことにより大幅に業務の効率が上がります。
「PDFTalk」(近日リリース予定)は個人向けに提供される手軽なサービスです。回答精度はプロンプト調整を行わない「ChatGPT」と同等ですが、自分でアップロードしたPDFをすぐに活用できます。Webアプリやスマートフォン用のiOSアプリ、Androidアプリで利用することができます