中期経営計画の収益目標値に対して、なぜ大幅未達となったのだろう？また、2021年度と2022年度の利益と赤字に関しても教えて
中期経営計画の収益目標値に対して、大幅未達となった理由は、米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当該事業を中心に急激に収益が悪化したためです。具体的には、2020年度には事業利益が268億円と前年度から大幅に減少し、2021年度にはさらに減少して108億円の赤字となりました。これらの数字は、PDFファイルの4ページで確認できます。
赤字の内訳をおしえて
セグメント利益の内訳は以下の通りです。
– 2019年度：事業利益1,420億円
– 2020年度：事業利益478億円、通信事業セグメント利益▲91億円
– 2021年度：事業利益▲111億円、通信事業セグメント利益▲628億円
そのため赤字になった主な原因は通信事業における収益悪化であることがわかります。
持続的成長のために推進している施策には、どのようなものがあるかな？
この会社が持続的成長のために着実に推進している施策には、PDFファイルの6ページで言及されている以下の施策があります。
– CO₂削減目標を発表し、DXを積極的に推進すること
-「個の力をグループで活用」によるスリムで強靭な事業構造への変革、知識・技能・データを活用したソリューション提供、デジタル技術による製造基盤強化と新たな成長戦略の実行、IT事業に向けたイノベーション推進が主要施策として挙げられています。これら以外にも、PDFファイル内で言及されていない持続的成長に向けた施策がある可能性もあります。